2025/03/23 20:36


「ハンドドリップでコーヒーを淹れると、毎回味が違う…」そんな経験はありませんか?

実は、コーヒーの味は 粉とお湯のバランス、湯温、注ぎ方 で大きく変わります。

今回は よしむら珈琲流の黄金比 と 深煎り豆に最適な注ぎ方 をご紹介します!


黄金比とは? 基本とよしむら珈琲の違い


ハンドドリップの一般的なレシピは以下のようなものが多いです。


☕ 一般的なバランス

コーヒー 10g :お湯 150〜180ml

湯温 90〜96℃


しかし、よしむら珈琲では 深煎り豆の美味しさを最大限引き出す ために、以下の黄金比を採用しています。


🔥 よしむら珈琲流 黄金比

コーヒー 20g :お湯 260ml

湯温 86〜90℃


このバランスにすることで、 苦味を抑え、甘みとコクを引き出しやすく なります。

特に 深煎り豆 は高温のお湯を使いすぎると雑味が出やすくなるため、湯温を少し下げるのがポイントです。


美味しく淹れるための注ぎ方


☑ ①蒸らし(40秒)

最初に粉全体が しっとり湿る程度 に少量のお湯(約30ml)を注ぎ、40秒ほど待ちます。

この蒸らしの時間で ガスが抜けて、コーヒーの香りや甘みが引き出されます。


☑ ②中心に細く注ぐ

ドーム状に膨らんだ粉の 中心 に向かって、細く静かにお湯を注ぎます。

深煎り豆は泡立ちやすいため、 ドームを崩さないように ゆっくりと注ぐのがポイントです。


☑ ③3回に分けて注ぐ

1回で一気に注ぐのではなく、 3回に分けて 注ぐことで、雑味を抑えてクリアな味わいに。

1投目:全体が膨らむように少し多めに

2投目:お湯の高さを一定に保ち、ゆっくり注ぐ

3投目:最後の仕上げ、優しく細く注ぐ


注ぎ終わったら、ドリッパー内のお湯が落ちきる前にドリッパーを外すと、 スッキリとした後味 に仕上がります。

よしむら珈琲流ハンドドリップのポイントは…

✅ 粉とお湯の黄金比は 20g:260ml

✅ 深煎りは湯温を86〜90℃に

✅ ドームを崩さず、中心にゆっくり注ぐ


ちょっとした工夫で、コーヒーの味がグッと変わります!

ぜひ、よしむら珈琲流のハンドドリップを試してみてください。


次回は「 抽出時間と味の関係 」について詳しく解説します!お楽しみに!