2025/03/29 17:19


こんにちは、よしむら珈琲です!

コーヒーの味を決める要素はいくつもありますが、今回は**「抽出時間」**にフォーカスしてみます。

お湯の温度や豆の種類だけでなく、どれくらいの時間をかけて抽出するかによっても、コーヒーの味は大きく変わります。


☕ 抽出時間が長い vs 短いで変わる味 ☕

抽出時間が短い(1分30秒~2分)
→ 酸味が際立ち、軽やかでスッキリした味わいに。

抽出時間が長い(3分~3分30秒)
→ コクや甘みが増し、しっかりとした味わいに。

4分以上かかると…?
→ 渋みや雑味が出やすいので注意!

例えば、シングルオリジンごとにおすすめの抽出時間を見てみましょう。


☕ シングルオリジン別・おすすめ抽出時間 ☕

エチオピア・イルガチェフェ(中深煎り)
短め(1分45秒~2分) → フルーティーな酸味と甘みが際立つ
長め(3分以上) → 甘みは増すが、苦味が出やすい

マンデリン・シナール(深煎り)
短め(2分30秒以下) → キレのあるビター感
長め(3分~3分30秒) → しっかりとしたコクと黒糖の甘み

ケニア・AA(深煎り)
短め(2分以下) → ジューシーでフルーティー
長め(2分30秒~3分) → 赤ワインのようなコクと甘み


🔥 抽出時間のコントロールポイント 🔥

1️⃣ お湯の注ぎ方を工夫する
→ ゆっくり注げば抽出時間が長くなり、コクのある味に。
→ 早く注げば時間が短くなり、スッキリとした味に。

2️⃣ 粉の粒度(挽き目)を調整する
粗挽きにするとお湯が早く抜け、短時間抽出になりやすい。
細挽きにするとお湯がゆっくり通り、抽出時間が長くなる。

3️⃣ お湯の温度とのバランスを取る
高温(88〜90℃)× 短時間 → シャープな味わい
低温(86〜88℃)× 長時間 → 甘みとコクを引き出す


抽出時間を変えるだけで、同じ豆でも違った表情が楽しめます!
ぜひ試してみて、お気に入りのバランスを見つけてみてください☕✨