2025/05/13 15:03
「毎日飲むものだから、やっぱり安全なものを選びたい」
コーヒーをお求めいただくお客様から、時折いただくのが「農薬って使われてないんですか?」というご質問です。
確かに、「農薬」「化学肥料」という言葉だけを見ると、不安に感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、日本に流通しているコーヒー豆の安全性と、よしむら珈琲の取り組みについて、正直にお伝えしたいと思います。
コーヒー豆と農薬のこと、正しく知っておきたい
まず最初にお伝えしたいのは、日本に輸入されるコーヒー豆は、すべて厳格な検査を受けているということです。
日本では食品衛生法に基づき、残留農薬の基準が細かく定められており、輸入される農産物もその基準に従って検査されます。
この基準を超えるものは輸入できないため、市場に出回っているコーヒーは、基本的に安全性が確保されたものなんです。
焙煎と抽出でさらに安心
さらに言えば、コーヒー豆は「生豆のまま食べる」ものではありません。
高温で焙煎された後、さらにお湯で抽出されて飲まれます。
この工程の中で、もし仮に微量の農薬成分が残っていたとしても、高温による分解や除去が行われるため、実際にカップに残る量は極めて微量。
厚生労働省や農林水産省などの資料を見ても、健康被害のリスクは非常に低いとされています。
よしむら珈琲のこだわり:スペシャルティコーヒーのみを使用
私たち「よしむら珈琲」では、品質だけでなく栽培環境にも配慮されたスペシャルティコーヒーのみを扱っています。
これらの豆は、農園の場所や栽培方法が明確で、農薬や肥料の管理もしっかり行われた信頼できるものばかりです。
栽培方法においても、環境への配慮や、持続可能な農業を重視している農園から選んでいます。
有機JAS認証農園で栽培された豆も一部取り扱っています
一部のラインナップには、日本の「有機JAS認証」を取得した農園で栽培されたコーヒー豆も含まれています。
これは、日本の有機農産物に関する法律に基づき、農薬や化学肥料を使用せずに栽培された豆を、有機JAS認証を取得したルートで輸入した原料です。
※なお、当店は現時点で有機JAS認証事業者ではないため、製品として「有機JAS認証コーヒー」と明記することはありませんが、自然栽培やオーガニック志向の方にも安心しておすすめできる豆を厳選してご提供しています。
自分たちが毎日飲むものだから、安心してお届けしたい
「よしむら珈琲」の豆は、私たち自身が毎日飲み、家族や大切な人にも安心して勧められるものであることを大切にしています。
安全性は当たり前。だけどその先にある、“飲む喜び”や“暮らしに寄り添う味わい”を届けたい。
それが、私たちのコーヒーづくりの原点です。
🌱 自然な栽培方法で育った豆をお探しの方へ
▶ [オーガニック栽培の農園で育った豆はこちら(https://446coffee.theshop.jp/items/107054910)]
気になることがあれば、お気軽にお問い合わせください。
これからも、安心とおいしさを両立したコーヒーをお届けしてまいります。
最後にひとこと
日々の一杯が、気持ちを切り替えるきっかけになったり、ホッと落ち着く時間になったり。
そんな小さな時間に寄り添えるように、今日も丁寧に焙煎してお待ちしています。
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